約 1,345,145 件
https://w.atwiki.jp/familiar_spirit/pages/546.html
依頼! 風のアルビオンを目指せ! その⑤ 承太郎とワルドは練兵場で二十歩ほど離れて向かい合った。 そこは物置き場になっているらしく樽や空き箱などが積まれていた。 「何でジョータローとワルドが決闘を……」 「やあルイズ、遅かったね」 「ワルドがしつこくジョータローに手合わせ願ったのよ」 「お手並み拝見」 ギーシュとキュルケはお菓子とジュースを持っての観戦だ。 明らかに楽しむ気満々である。 「では、介添え人も来た事だし、始めるか。全力でかかってくるがいい」 ワルドは腰から杖を抜き、フェンシングのように構えた。 杖、というより形状はシルバーチャリオッツの持っていた細身の剣に近い。 承太郎はチャリオッツを前にしているような気分になった。 構えから解る。ポルナレフほどではないが、この男には剣の心得がある。 それプラス、魔法衛士隊の隊長を務めるだけの魔法の技量。 手加減できる相手ではなさそうだ。 対峙しただけで、承太郎はそこまでワルドの実力を評価した。 「せっかく決闘に乗ってやったんだ。遠慮せずかかってきなッ!」 承太郎の語尾と重なるようにワルドが疾駆し杖を突き出した。 速いッ。だがチャリオッツほどでは――ない! 腰を捻って半身を引き杖を回避、杖が後ろに引かれるのに合わせ前進。 「オラァッ!」 生の拳をワルドの腹部に叩き込もうとした瞬間、 ワルドは風のように後方に舞って拳を見切り、わずか一サントの距離で回避。 ドゴンッ! ワルドの腹部に強烈な衝撃が走り、後方に吹っ飛ばされる。 「ガフッ!」 「舐めてんじゃねえぞ。全力でかかってこいと言っておきながら、 手を抜くたぁどういう了見だ? オラッ!」 壁に激突する直前、ワルドは風のクッションを作ってゆるやかに着地した。 しかし腹部へのダメージは大きかったのか、片膝をついてしまう。 「なるほど……これが、フーケを倒した能力か」 そう、承太郎は拳が届かないと悟った瞬間、 己の拳にスタープラチナの拳を上乗せして繰り出したのだ。 「恐ろしいパワーだ……様子見など必要無いという事か。 だがね、魔法衛士隊のメイジは、ただ魔法を唱える訳じゃあない! 詠唱さえ戦いに特化されている。杖を構える仕草、突き出す動作。 杖を剣のように扱いつつ詠唱を完成させる。軍人の基本中の基本さ」 「御託はいい、かかってきな」 「……君は確かに強い。さすがは伝説の使い魔だ。 しかし! 私とて『閃光』の名を持つメイジ……負けはしない!」 先程よりも速く、疾く、風の如く、ワルドは承太郎に肉薄した。 そして近距離パワー型のようなスピードで杖を連続して繰り出す。 これにはさすがの承太郎もスタンドを使ってガードせねばならなかった。 「デル・イル・ソル・ラ・ウィンデ……」 閃光のような連撃の最中、ワルドが詠唱する。 承太郎が今まで戦った魔法は、ギーシュのワルキューレとフーケのゴーレム。 ある意味スタンド使いとの戦いと近かったが、今回は本格的なメイジが相手だ。 ――どんな魔法が来るのか解らないッ! この世界での戦闘経験・魔法知識の不足が承太郎を窮地に追いやる。 「エア・ハンマー!」 しかし! 彼の詠唱最後の一言が承太郎に優れた判断力を発揮させた。 右側で空気が圧縮されたような音を出す。 『そこ』に魔法が存在すると解れば、魔法の『軌道』も予測できる。 後退して回避するかッ!? 前進してワルドを攻撃しつつ魔法も避けるかッ!? 承太郎が取った行動は――。 「オオオオオオラァッ!!」 スタープラチナの拳が承太郎の右側を全力でぶん殴る。 すると硬い空気の膜のようなものを拳が突き破り、巨大な風船が弾けたような轟音がして風が四方八方に散った。 その風圧にその場にいる全員が動きを止める。 「なるほど……。どうやら『魔法』と『スタンド』は干渉するらしいな」 「貴様ッ、私の魔法を実験台にしたというのか!?」 「おかげでメイジとの戦闘経験を得させてもらったぜ……。 礼に手加減してやろるから感謝しな……オォォォーラッ!」 スタープラチナが素早くワルドに足払いをかけ、さらに顔面を鷲掴みにして地面に叩きつけようとする。 「ワルド!」 ルイズが悲鳴を上げた瞬間、ワルドの後頭部と石の地面の距離が一サントというところで、 スタープラチナは動きを止めた。 「勝負あり、だ」 承太郎が勝利宣言をし、スタープラチナを消す。 ワルドは一サントの高さから後頭部を地面に打ちつけ、悶絶した。 もし承太郎が本気だったら、彼の頭はトマトのように潰れていただろう。 ルイズは慌ててワルドに駆け寄り、抱き起こす。 「ワルド、しっかり」 「う、うう……む。参ったな。愛するルイズの前でこんな失態を見せるとは……」 「よかった、小さなコブができているだけみたい。 ……ジョータロー! 二度とこんな事したら許さないから!」 安堵したルイズは、勝手に二人が決闘をした怒りの矛先を承太郎に向けた。 「やれやれ……勝負を持ちかけてきたのはそいつの方だぜ。 文句があるならその髭ヅラに言うんだな……」 「決闘を受けたあんたにも責任はあるわ! それから、ワルドを侮辱しないで!」 楽しく愉快に興奮して観戦していたギーシュ達だが、ようやく雲行きが怪しくなってきた事に気がついた。 どうにも険悪なムード。 承太郎とルイズが睨み合っている。 先に折れたのは意外にも承太郎だった。 「つき合い切れん、俺は夕飯を食いに行くぜ」 「勝手になさい!」 こうして承太郎は去り、ギーシュ達も何だか居づらくなって食堂に向かう。 その場にはルイズとワルドだけが残された。 「みっともない姿を見せてしまったね……軽蔑したかい?」 「そんな……仕方ないわ、相手はジョータローだもの」 「……信頼しているんだね……彼の強さを……」 「そういう、訳じゃ……」 「昨夜の話を覚えているかい? 僕の可愛いルイズ」 ルイズは一瞬顔を伏せ、しぼり出すように答えた。 「結婚の……事?」 「ああ。今回の任務が終わったら結婚しようという話。 僕は急がないが……必ず君は僕を愛するようになる。 だから、僕がこの程度の事で終わる男だと思わないでもらいたい。ルイズ」 「……私は……よく解らない。解らないわワルド。 いったい『何が解らないのか』すら解らない……気持ちが整理できないの」 「……この任務を終えた時、ゆっくり心の整理をすればいいさ」 日が、没した。 闇夜が港町ラ・ローシェルに来訪する。 ふたつの月の色は淡く揺らいでいるように、ルイズには見えた。 仲間より一足先に食事を終えた承太郎は部屋のベランダで月明かりを眺めていた。 何かと気に食わない事も多い世界だが、あの双月の美しさは穢しようがない。 しかし――承太郎が真に美しいと思うのは、空にひとつしか浮かばず双月ほど大きくないちっぽけな月。 故郷の月への懐かしさがじわじわと込み上げてきた。 「ジョータロー」 突如声をかけられたが、その声がルイズのものであったため承太郎は振り返らなかった。 それにしても声は明らかに室内からのものだ。ドアを開ける音に気づかなかったとは。 「月を……見ているの?」 「…………」 「夕方の事だけど……少し言いすぎたわ。だから、元気出して」 「何を勘違いしてやがる。俺はてめーに言われた事なんざちっとも気にしてねえ。 ただ故郷の月や……仲間を……思い出していただけだ」 「……そう。…………ごめんね」 「…………」 「この任務が終わったら、あんたが帰れる方法、探すから」 「…………」 「……何とか言いなさいよ、馬鹿ッ」 「フン。期待しねーで待っててやるぜ」 背中を向けたまま微動だにしなかった承太郎が、ゴソゴソと手を動かした。 何だろう、と思ったら、口元で何かいじってる。またタバコに違いない。 ここならタバコの煙は流れてこないな、とルイズは少し安心した。 安心して、何となく、ほんの少しだけ、寄りかかりたくなってしまう。 「ねえ、ジョータロー……。私、ワルドから結婚を申し込まれてるの。 この任務が終わったら結婚しよう……って。 でも彼は急がないとも言っていたわ。私の心の整理ができるのを待つって。 ……だから……あの……。えっと、ジョータローは……どうしたらいいと思う?」 「…………知るか。てめーの問題だ、てめーで決めろッ」 承太郎の声色に冷たい苛立ちが含まれていて、ルイズはビクッと身をすくませる。 どうしたんだろう。承太郎が、少し、怖い。 「な、悩んでるから相談してるんじゃないッ。少しは優しくできないの!?」 「勘違いしてもらっちゃ困るぜ。俺はてめーの使い魔でも恋人でもねーんだ。 俺がお前を優しくする理由は無いし、結婚に口出しする資格もねー。 ただお前が俺を召喚し、俺がお前の部屋に住んでいる。それだけの関係だ」 それだけの関係。って、何よ。とルイズは思った。 それはつまり、友達とか仲間とか、そういう関係に見えるギーシュ以下って事? ルイズは深く考えず、それが本心なのかも確かめず、勢いで言う。 「私、ワルドと結婚するわ」 「そうかい、好きにしな」 結局承太郎は一度も振り返ってすらくれなかった。 ルイズは怒って、プイッと背中を向ける。背中と背中を向け合う。 「……貴様はッ!?」 突如、承太郎が警戒と敵意を込めた声を上げる。 緊急事態を察知しルイズは振り返った。承太郎の見上げる窓の外が暗い。 ルイズは窓に駆け寄り、その正体を見た。 巨大な岩のゴーレムが宿に取りついている。その肩には風になびく緑の髪。 「そんなッ、あんたはチェルノボーグの牢獄に投獄されているはずの!」 「土くれのフーケ!」 「YES I AM! チッ♪ チッ♪」 また何処かから電波を受信し、右手を振り下ろしたり、 左手の親指を立てて上げたり下げたりと謎の動作を繰り返していた。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/9269.html
113 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/22(水) 00 09 13 ID softbank126036058190.bbtec.net [8/109] 日本大陸×プリプリ「The Melancholic Handler」小話「アルビオン航空機狂騒曲」5 後世、失われた20年と呼ばれる動乱と混迷の時代を迎えたアルビオンは、その影響力を綱渡りのように維持し続けた。 史実において「一撃講和論」と呼ばれるような、相手に決戦で手痛い一撃を与え、その脅威と恐怖を以て講和に持ち込み優位を得る---それが失敗したからだ。 大日本帝国はそれを見越したように決戦を回避し続け、北米大陸という縦深を活かし、泥濘の中にアルビオンを引きずり込み、消耗戦を強いた。 その結果として、当初想定されていた短期決戦も一撃講和も為すことはできず、アルビオンは国力を消耗させてしまったのだ。 だが、その中にあっても未だにアルビオンは崩壊や停滞を起こして機能不全に陥ることは回避できていた。 腐っても世界の3分の1を占める超大国。打撃を受けても立ち直れるタフネス、そして強力な体力を備えていた。 国力を削られはしたが、決して0になってしまい、他国に侵攻を許すものではなかったのだ。 実際、大日本帝国との限定戦争で大きく疲弊したアルビオンを見て喝さいをあげた国は多かったが、これに乗じてという国はいなかった。 未だにアルビオンは本国艦隊や東アメリカ以外の植民地軍を残しており、攻め込んでも他国を焼き尽くすくらいはできる分はあった。 複数の国が攻め込んでもなりふり構わぬ反撃で刺し違える結果になるかもしれない---なんだかんだでアルビオンを恐れた結果、彼らは動けなかったのである。 とはいえ、受けた打撃からの回復を図るアルビオンとの間の国力差を埋めるくらいの努力は、この隙に進めるくらいはやっていたのをここに記す。 さて、そのアルビオンであるが、失われた20年の間にようやっと内燃機関についての研究が進んだ。 クリミア戦争の際に得たバクー油田により、航空機に使われる燃料の元かもしれない物質を得て、それを調べ、研究を重ねていたのだ。 この油田という安定生産が可能な供給源を得て、潤沢に使えるようになったことはアルビオンにとり、途方もない価値があった。 ここにきてようやく、アルビオンは腰を落ち着けて研究をする機会が得られたのだ。 訳もわからず使うのではなく、きちんと基礎の基礎から調べていくことで、何であるかにようやく認識が追い付き始めたのである。 自力での内燃機関の開発を行う中で、意味不明なままに放置されていた情報や知識の意味が分かってきたというわけである。 尤も、この内燃研究そのものは各国でも同様に進んでいたのは言うまでもない。 特にロシアでは内燃機関を早くから取り入れており、そのおかげもあって安定して戦場で航空機を運用できていたのだ。 クリミア戦争にこそ敗北したものの、アルビオンの覇権の牙城が無敵でないと明らかにし、その支えである航空艦への対処方法と技術を得たのだからプラスだった。 そも、クリミア戦争時にアルビオン軍に多量の出血を強いることができたのものこれの研究の成果なのだが、これはまた別な機会に譲ろう。 内部分裂のにおいが漂い始めたころ、アルビオンは自国での内燃機関の開発及び飛行機を実現していた。 未だにSg-20の姿はあったもののその稼働状態は非常に良好になったし、コピー生産品も生まれていた。 さらに言えば、自国で開発された航空機もまた、アルビオンの空にあった。 Sg-20の時点で実現していたものが、そこに生かされていたのだ。 兵器とは芸術品にあらず、工業品にあり。 共通の規格や寸法、徹底したマニュアル化による質の均一化、不良品を生産段階で統計学的に弾くことによる品質の向上。 あるいは匿名的だった品質チェック体制の開示---フローレンスが医療品工場で導入したものが、こちらにも輸入され、活用されたのである。 ともあれ、アルビオンはようやくスタートラインにつくことに成功し、長い道を走りだした。 そして、革命を経て東西に分断されたアルビオンにおいてさらなる役を担うことになるのだった 115 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/22(水) 00 09 46 ID softbank126036058190.bbtec.net [9/109] 以上、wiki転載はご自由に。 次回は王国と共和国における航空機事情を。 そしたらひと段落ですね。
https://w.atwiki.jp/shingeki/pages/47.html
トップページ - 街(ギルド) - 巨人襲撃 巨人襲撃 巨人襲撃とは、街(ギルド)に所属していると稀に発生する、街個別発生のランダムイベントです。 更新日時:2012/09/16 00 34 34 巨人襲撃仕様 巨人襲撃時は、一定時間が経過する毎に、街の人口が減ってしまいます。 巨人討伐後は、巨人に与えたダメージ数の合計値により、各メンバーに対して巨人撃退報酬が与えられます。 巨人襲撃条件 具体的な襲撃条件は不明。 筆者が所属する街では、3~6日おきに1回のペースで巨人襲撃が発生している。 推測であるが、以下に巨人襲撃の発生条件を記載する。 前回の巨人襲撃から、3日以上経っている事。(もっと短いスパンで巨人襲撃がありましたら、ご教授願います) 2人~3人以上が同時にログインしている時。(誰もログインしていない状態での、巨人襲撃は未確認) 人口がある程度増えてくると、巨人襲撃の確率アップ? 街設定が「好戦型」だと、巨人襲撃の確率アップ? 巨人襲撃攻略(前準備) 攻撃系の特技を持つ兵士カードを投入する 巨人襲撃時は、攻撃系の特技が必ず発動します。 そのため、特技発動による攻撃力アップの効果は絶大です。 多少攻撃力が低くても、特技を持つ兵士カードを攻撃班に入れる事が重要となります。 なお、同じ特技は重複して発動しないため、複数の特技を1人ずつ配置するのが効果的です。 理想は、最大レベル20の特技全種(現時点では3種類)を、1人ずつ配置となります。 同じ属性のメンバーで攻撃班を構成する。 上記の特技発動の効果を最大限発揮する為、出来るだけ同じ属性のメンバーで攻撃班を構成しましょう。 最低一人、強力な分隊長を設定しているユーザーを仲間にする 強力な分隊長とは、自分と同じ属性で、特技レベルの高く、攻撃力の高い兵士カードになります。 (立体機動リヴャイR+、立体機動ミカサR+など) 仲間カードを使用する際に、重要となってきます。 巨人襲撃攻略(襲撃中) 仲間カード 仲間カードは、自分の攻撃班の属性と同じカードかつ、自分の攻撃班より強力な特技を持ち、攻撃力の高い兵士カードを選ぶと良いです。 仲間カードにも特技発動の効果がありますので、特技を重視して選びましょう。 現時点での仲間カードのお勧めは、立体機動で武装強化されたイベントリヴァイです(攻撃力・特技レベル共に最強クラス)。 また、仲間カードは、巨人襲撃時の初回攻撃時、すぐに使用しましょう。 仲間カードで攻撃する際には、体力満タンの出来るだけ強い巨人(消費攻撃班の多い巨人)に対して、「連続攻撃」で攻撃しましょう。 (仲間カードを使用できるのは1回だけですが、「連続攻撃」による攻撃力倍化は仲間カードにも適用されるので) 「通常攻撃」 迎撃対象となる巨人の消費攻撃班×1を消費し、攻撃班の通常の攻撃力で巨人を攻撃します。 攻撃アクションに時間がかかりますが、巨人の体力調整する時や、自分の攻撃班の数を調整する場合に有効です。 「連続攻撃」 「連続攻撃」では、巨人の消費攻撃班×2~を消費し、攻撃班の数倍の攻撃力で巨人を攻撃します。 巨人を倒せる攻撃力になるまでか、残り攻撃班が尽きるまで、最大の掛け算で計算されます。 なお、上記計算は特技発動が前提となっていますので、「連続攻撃」して特技発動する事で、大損する事はありません。 巨人の体力調整はしにくくなりますが、攻撃アクションの時間は短くなります。 また、仲間カードを使用する場合にも有効です。 回復薬の使用 回復薬を使用して積極的に討伐したい場合は、まずは通常の「回復薬」ではなく、「攻防回復薬」を使用しましょう。 通常の回復薬を使用すると調査班まで全回復するので、調査班を消費しないと損をしてしまいます。 調査班を消費していると、その時間にも巨人襲撃による被害が拡大していくため、「攻防回復薬」を優先して使用するべきです。 撃退対象となる巨人の選定(共通) 出来るだけ一番数の多い巨人かつ、消費攻撃班の多い巨人を選びましょう。 攻撃班の数を調整できるよう、選べる巨人のパターン数を、討伐後半でも出来るだけ保つ為です。 撃退対象となる巨人の選定(回復薬を積極使用の場合) 残り攻撃班の数を計算に入れながら、攻撃班が0に近い状態で回復薬を使用できるように調整します。 例1)残り攻撃班60 巨人A 消費攻撃班40 巨人B 消費攻撃班30 上記の場合は、巨人Bを2回攻撃する。 例2)残り攻撃班90 巨人A 消費攻撃班30 巨人B 消費攻撃班25 上記の場合は、巨人Aを3回攻撃する。 また、上記のように選べる巨人のパターンを、討伐後半でも出来るだけ保つ為、巨人を選定する際には、出来るだけ一番数の多い巨人を選びましょう。 撃退対象となる巨人の選定(自分の攻撃班が、撃退中の他ギルドメンバーより強い場合) 残り体力がMAXの巨人かつ、消費攻撃班の多い巨人を狙いましょう。 攻撃する際は、「通常攻撃」で少しずつ削ります。 巨人の残り体力がギリギリまで減って、攻撃力の低い他のメンバーでもあと一撃で倒せる状態になったら、他のメンバーに任せ、自分は別の巨人撃退にあたります。 また、自分の1回当たりの攻撃で、どの程度巨人の体力を削れるかを見ておきましょう。 自分の攻撃1回で減らせる体力と、同じ位の巨人がいたら攻撃しましょう。 「連続攻撃」は、自分の攻撃複数回で削れる体力と、同じ位の巨人がいたら使用しましょう。 撃退対象となる巨人の選定(自分の攻撃班が、撃退中の他ギルドメンバーより弱い場合) 残り体力がギリギリまで減っていて、攻撃力の低い自分でもあと一撃で倒せる巨人がいたら、積極的に倒しましょう。 街(ギルド)へ戻る トップページへ戻る
https://w.atwiki.jp/karanemi/pages/1165.html
作品名:叛逆のドレッドノート 使用者:- 叛逆のドレッドノートに登場する存在。 煉蛇の一つ。ランクは災害級個体。 高い再生能力と剥がれた肉片から下級個体を生む白い巨人。 存在についての詳細形容 超再生能力 軍勢展開 元ネタ 関連項目 関連タグ リンク 存在についての詳細 形容 貌のない白い巨人推定十メートルの人型。 頭部は白い球体で顔のパーツがない。 まだ距離があるので正確にはわからないが、推定で十メートル前後はありそうな巨体。なま じヒト型をしている蛇だけに、そのおぞましさも生半可ではない。 (中略) 全身、卵の殻のような、見事に焼きあげられた白磁のようなつややかで硬質な外殻に覆われ て、ヒトの顔に当たる部分にはただただのっぺりした白い球体があるだけだ。手足にはそれぞ れ十を超える関節があり、そちらも無数の白い球が連なってヒト型を形成しているような様相 を呈していた。(以下略) 超再生能力 高速かつ重傷に耐える再生能力を持つ継続的に集中砲火を浴びると死ぬが、〈イモータルファイア〉のような単発だと倒すことが困難。イギリスではひたすら砲撃を浴びせることで倒された。 (中略)イギリスに現れたときは、異様なほどの再生力を発揮し、いつまで経 っても死なずにひたすら下級個体の繭をまき散らし続け、自身はその巨体で戦車をたたきつぶ して無数の兵士を殺戮したあの化け物を、無傷のまま仲間たちに接敵させるなど愚の骨頂だ。 軍勢展開 飛び散った肉片から下級個体が孵化する再生能力もあるため戦車を潰すグロスアルビオーンを相手にしながら下級個体の相手もしなければならない。 〈イモータルファイア〉から放たれた光の一撃がまっすぐに伸び、グロスアルビオーンの顔面 ──ヒトの顔面に相応する部位に直撃する。金属質の音を響かせ、表皮が砕け散った。白い破 片が海面に落ち、そのすべてが黒い砂に──ならない。そのうちのいくつか、少なくない数が 下級個体に姿を変える。単純に繭がべったりとついていたのか、コマンデッドハッグのように 体内に繭を溜め込む性質があるのか。なんであれ、無数のゴートサッカーが、スクリーマー系 が、ジェニーハニヴァーが、ほかにも数多くの下級個体が羽化して、親玉といっしょに泳ぎ、 歩き、向かってくる。……そう、グロスアルビオーン本体の足も止まらない。 イギリスでもひたすらに砲撃を浴びせられ続けて死んでいるわけだし、完全にノーダメージ だったはずはない。けれど、その動きが鈍った様子はいっさいないし、砕けた表皮も肉がうご めくように脈動して急速に再生している。表皮の下に見えていた黒い肉はあっという間に見え なくなる。その光景がまた嫌悪感を誘う。 元ネタ アルビオーン(古代ギリシア語 Ἀλβιών、英:Albion ) ギリシア神話に登場する巨人。 ポセイドーンとアムピトリーテーの一子であり、アルビオーン島に住む巨人の名である。 英雄ヘラクレスが西に向かう際に、道を塞ごうとしたアルビオーンを倒したと言われる。 関連項目 煉蛇 グロスアルビオーンの種族分類。 関連タグ 叛逆のドレッドノート 存在 巨人 無貌 軍勢展開 高速再生 リンク Wikipedia アルビオーン
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/9259.html
959:弥次郎:2024/05/15(水) 20 39 24 HOST softbank126036058190.bbtec.net 日本大陸×プリプリ「The Melancholic Handler」小話「アルビオン航空機狂騒曲」3 アルビオンが北米の日本領土に目を付けたのは理由がある。 それは、ロシアへと輸出されていた飛行船と航空機であった。 より正確には、それらが動くために必要な油とヘリウムガスが北米由来だった、ということだ。 飛行船は航空機同様、アルビオンと日本だけが空の覇者ではないことを証明した一つの兵器であった。 航空艦に対しては劣るものの、爆撃や対地砲撃能力では航空機以上であり、慢心してエアカバーの外に出たアルビオン陸軍を何度となく焼き尽くしたのだ。 長距離砲撃の際の観測役としても活躍するため、アルビオンとその同盟軍にとっては、油断するとくらいついてくる恐ろしい怪物だったのだ。 まあ、クリミア戦争での活躍については追々語ることとしよう。 ともかく、アルビオンはこれを賠償という形で接収し、何故浮遊するかを調べ、その「ヘリウムガス」というものにたどり着いたのだ。 輸送記録を辿ってみると、それは日本大陸本土からも輸送されていたが、多くは北米から輸送されてロシアに届けられていたと判明した。 そこからさらに探りを入れてみると、そのガスの産出は史実で言うところのカンザスやテキサスであることも判明した。 これは日本帝国領土内におけるサプライチェーンが確固たるものとして成立し、ある程度のトレーサビリティシステムがあったことに由来する。 また、ある程度のオープンソースを調べていけば、どこでそんな特別なものが得られるかあたりをつけられたのだ。 航空機については言うまでもない。未だ研究中であるとはいえ、石炭とは異なる可燃性の液体を使って動き機関で飛行していることはわかっていた。 そして、それの供給源が日本大陸本土のほか、北米の史実テキサスの油田であるということも判明したのだ。 日本大陸本土よりも欧州に近いここで得た必要なものを、最短ルートで仮想敵国や潜在的敵国に輸出されてはたまらない。 輸送路の遮断という方法が使えないならば、供給を止めるにはその産出地を特定して破壊ないしは制圧してしまうことが必要だ。 安全保障を鑑みるにこれは必須。そうしなければいずれは各国が飛行船と航空機の数を揃えて反旗を翻すのは明白だ。 そして、アルビオンとしてはそういった特別な資源を独占したいという欲が湧いた。 斯くして、アルビオンはクリミア戦争が終結してから程無くして、北米へと食指を動かすことになったのである。 960:弥次郎:2024/05/15(水) 20 40 06 HOST softbank126036058190.bbtec.net これに反発したのはクリミア戦争でそれなりに痛い目に遭い、その損害の立て直しと戦訓の反映を行っていた軍部だった。 今すぐの軍事行動を行うというのは危険が過ぎる、ということである。 クリミア戦争に勝利したアルビオンだが、全くの無傷だったというわけではない。 同盟軍とはるばる東欧くんだりまで出征し、陸軍および空軍が中心となって戦ったダメージはそれなり以上に存在した。 航空艦を撃沈した航空機や陸軍を苦しめた飛行船、あるいはロシア陸軍の新たな戦術などで出血をかなり強いられた。その補填は必須だったのだ。 戦訓も特に重要だった。何しろ航空艦を撃沈されてしまったのだから、それへの対策は必須であった。 軍部では、ロシアや他国に平然と輸出していることから、さらに上位の戦力が日本にはあると考えていた。 つまり、現段階でSg-20を手に入れはしたが、それを持て余している段階の自分達では勝てる確率が低いということだ。 そもそも相手からすればSg-20についてはよく知っているわけで、それをそのまま使えば手の内を明かすことにもつながるわけである。 そんな状態では危険だと判断するのは至極当然の話であった。 さらに、フローレンスの成し遂げた医療改革が、戦時における有効性を証明したことでまさに進行中であったのも上乗せされていた。 内政にまで大きく関与するこれらを進めるのは、どう考えても平時でなければ不可能だ。 それもかなり腰を据え、地道に医療を供給する場において徹底を進める必要がある。 戦争省にしたって軍医局の構造や質の改善などを行いたいと考え、実際に行動に移していて、かかり切りだったのだ。 なまじ覇権国家であるがために軍隊の規模が大きかったアルビオンでは、それらの準備と実行に手間取っていた。 民生までも絡んだ問題である以上、ここで再び戦時に突入されてはとん挫しかねない---そう懸念したのだ。 しかし、アルビオン政府はこれらを押し切ってでも戦争に出るしかなかった。 うかうかしている間に、包囲網が完成してしまえば、アルビオンは本土失陥も含めた大損害を受ける可能性があるのだ。 現段階では各国からそれらを取り上げることができているが、いずれは効果を無くすだろうし、技術的に習熟されてしまう。 アルビオンの国力で研究などを進めることはできるだろうが、大本の大日本帝国の支援があれば追い抜かれる可能性もあった。 さらに、史実同様にジャガイモ飢饉により発生したアイルランド系住人の問題が発生しており、解決が望まれたのだ。 アルビオンのおひざ元でそんなことが起こってはたまらない、と飢餓輸出の防止に力を入れ、また農業国のフランスから輸入することで何とか鎮静化を図った。 それでも少なくはない数のアイルランド系住人が食い詰めてしまい、行き場を失い、食い扶持を求めていたのだ。 これを利用しない手はないのではないか---そんな思考がアルビオンの脳裏によぎったのも無理からぬ話であった。 紆余曲折を経て、この北米における資源産出地域の奪取を目的とした戦争は承認を受け、動員が開始されることとなった。 何もかもが未だにクリミア戦争の影響の中にあって、そこへと進撃していった。 敵国の武器を改良することもできないどころか、解析すらままならないまま、そのまま投入するという狂気。 その行進の先にあるのが、アルビオンという国家に対して致命傷を与えかねない断頭台だったとしても、止まることはできなかったのである。 ルール・アルビオン、世界を統治せよ!アルビオン!その勢いのままに。 961:弥次郎:2024/05/15(水) 20 41 11 HOST softbank126036058190.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 次回は時系列がちょっと飛びます。 具体的には北米東西戦争の後まで。
https://w.atwiki.jp/albion123/pages/18.html
製造ボーナス一覧 Thetfrod 装備 メイス 自然の杖 炎の杖 革アーマー 布ヘルメット 加工 鉱石 FortSterling 装備 ハンマー 槍 聖なる杖 プレートヘルメット 布アーマー 加工 木材 Lymhurst 装備 剣 弓 アーケインの杖 皮ヘルメット 革の靴 加工 繊維 Bridgewacth 装備 クロスボウ ダガー 呪いの杖 プレートアーマー 布の靴 加工 岩 Martlock 装備 斧 六尺の杖 霜天の杖 プレートの靴 オフハンド 加工 生皮 Caerleon 装備 装備の収集 道具 ウォーグローブ シェイプシフターの杖 加工 食料
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/9265.html
152 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/17(金) 00 44 31 ID softbank126036058190.bbtec.net [5/29] 日本大陸×プリプリ「The Melancholic Handler」小話「アルビオン航空機狂騒曲」4 結果を述べよう、アルビオンは敗北した。 将来に訪れる自らの覇権の凋落を回避するために、疲弊した状態から投機的な賭けに打って出るという、破綻した計画の末路がそれだった。 当然、この航空機にまつわるアルビオンの狂騒曲も、ひとまずの終曲を迎えることとなった。 アルビオンの王立空軍、その航空機部隊はこの北米東西戦争において、文字通り壊滅的な被害を被るという終曲を。 なぜそのような有様になったのか? 北米東西戦争において相対した大日本帝国軍は、敵国の事情を知るためもあって組織的に調査を行った。 戦時中・戦後に行われた調査やOR、あるいは捕虜にパイロット達の聴取、現物の解析などだ。 その結果は以下のように列挙されることとなった。 航空機部隊の練度の低さ。 アルビオン王国空軍が主力として使うSg-20の運用能力---整備能力や補修能力の欠如。 大日本帝国空軍の航空機部隊の練度の高さ。 Sg-20を遥かに超える航空機との戦闘による一方的な被害。 日ア間の航空機の絶対数の差。 陸軍の機甲部隊・歩兵部隊および空軍の航空艦隊における対空戦闘能力や技能の違い。 そもそも実際の戦場でどのように動かすかのドクトリンの完成度の低さ。 その他、数えきれないほど存在していた。 それらの最大公約数を端的に言えば「航空機に対して理解と慣熟が不足している」ということだった。 そもそも、アルビオン王国における航空機の歴史は黎明期の研究を除けば、クリミア戦争後にいきなり始まったのだ。 空を飛ぶという観点においては黎明期の研究やケイバーライト機関による飛行というものもあった。 以前も述べたように、ケイバーライトに依存しない飛行というものに対して疎い面があったのだ。 そうであるがゆえに、扱いをどうすればいいか、既存のドクトリンに如何に組み込めばよいのか---分からないままにあったのだ。 大日本帝国がアルビオン王国軍の兵士から得た捕虜からの情報や証言はそれらを裏付けるものが多くあった。 証言以外としても、パイロットたちの年齢や体格や技能面でのばらつきがひどかったことからも窺える。 つまり、どういう人間がパイロットとしてふさわしいか判別ができていなかったというわけだ。 調査では視力に関しては良い人間が多くを占めており、そこはわかっていたようだった。逆に言えばそのくらいしかわからなかったともいう。 加えて、パイロットが航空機に慣れるまでの訓練の時点でかなり死傷者が出たことも練度の低さなどにつながった。 その根本的原因には航空機の運用能力---工学を含めた理解の低さによる整備不良なども関わっていることも。 鹵獲あるいは戦場から回収されたエンジンの状態を見れば、そのことは容易に判明した。 これらを鑑みて、大日本帝国空軍および各軍の航空部隊は敵ではあったが非常に哀れんだ。 戦場に来るからにはそういう覚悟をし、訓練を重ね、軍人となってから来るというもの---それが大日本帝国軍の認識だった。 だからこそ、こんな数合わせや単なる素質だけで命じられ、命の危険どころか、命がけで殺し合う場に放り込まれたアルビオンの兵士に同情したのだ。 だからこそ、特に空戦が著しかったB7Rの空を戴く史実オザーク高原において、慰霊碑が建てられることになったのであろう。 153 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/17(金) 00 46 02 ID softbank126036058190.bbtec.net [6/29] さて、戦争が終わってからアルビオンの苦境はよりひどくなった。 戦後の賠償などを含めて無事だった軍は存在していない。 そもそもクリミア戦争の傷が癒え切っていない状態で無理を押したのだ、 前述のように壊滅---軍事定義上ではなく、文字通りの意味でその戦力を失った航空機部隊も例外ではない。 理由はどうあれ戦時中に数が足りなくなったことで、本国の教官や予備戦力までも投じた結果、払底の様相を示したのだ。 張りぼてであろうと存在していた筈の航空機部隊は、戦力の維持どころか次の航空機パイロットの育成すらままならなくなったのである。 元々の航空機の調達がエンジンを他国から買い取ることに依存していたことも含めれば、まさしく踏んだり蹴ったりであった。 そんなわけもあり、軍部は相当お冠であった。 空軍に限らず、数多の歩兵たちを天国へと転属させられた陸軍、北米の重要拠点を破壊され艦艇までも賠償で奪われた海軍も同様だった。 そもそもの時点で政府の無理で始まった戦争だ、こんなことになったのは半ば以上に政府が判断を誤った結果と言えた。 各軍の上層部を構成する人員が揃って三行半を叩きつけたのも無理もない。引責のため、と言いつつも抗議の意味が強い。 特に空軍は空気が最悪どころではなかった。自殺者が階級の上下を問わずに出るほどに打撃を喰らった。 それもこれも政府のせいだ、という意見が蔓延しており、離職者も相次ぐ形で、体裁さえも危うくなるほどに。 政府は大慌てで引き留めようとしたのだが、遅きに失した。 政府も政府で軍が悪いか自分たちの判断が悪いかで意見が割れて内ゲバ気味だったのである。 ともすれば軍部からは、決断を下した女王に対する批判までもが沸き上がってしまうほどには突き上げを喰らっていたのだ。 敗戦に伴う賠償のこともあって、政府でさえも決断について疑問視する声が沸き上がってしまった。 まあ、これについては本題からそれるので別な機会に語るとしよう。 実働戦力も後方の戦力も払底したことで、アルビオンの航空機というのは危機的状況にあった。 失った分を補充することができるかも怪しいうえに、自国での生産などもできない状態。 他国が航空機や飛行船を揃えていく中にあって対抗馬を用意できない状況に陥った。 そうなることを回避するために戦争を起こしたというのに、戦争でもそれを覆せなかったのだ。 斯くして、航空機はアルビオンにおいて長いの間冬の時代を迎えることになる。 曲目が終わりを迎えても、その後はまだまだ続くのだ。 北米東西戦争後の失われた20年、さらにその後に勃発したアルビオン革命---航空機などに関われる余裕を失うには十分すぎた。 その反動のように、アルビオンは旧来の技術に固執した---新技術を無理に取り入れたこと自体が間違いだったと、言い訳のように。 だが、皮肉にもアルビオン革命後の王国と共和国間では、航空機技術の開発が再開され、激化することとなる。 敵国は恐ろしいが、味方であったが敵になった自国が最も恐ろしいともいえたからであった。 これをめぐり、白い鳩の名を冠するスパイチームが暗躍することになるのは、革命から10年の月日が流れてから。 確かにアルビオンは判断を誤り、多くを失った。それでも、歩もうという意思だけは消えていないとばかりに。 あるいは、アルビオンは伊達に覇権国家ではない証拠と言えるかもしれない。 いずれにせよ、芽はあったのだ。伸びるかどうかは、神のみぞ知るのだが。 154 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/17(金) 00 47 28 ID softbank126036058190.bbtec.net [7/29] 以上、wiki転載はご自由に。 とりあえず航空機事情はこんな感じで。 結局のところ、踊らされた結果迷走してぶっ倒れた、そういうことですな。 これが後々の革命の火種の一つとなります。 しかして、希望がないわけではない。 アルビオンだって馬鹿ではないし、努力をしていないわけじゃないですからね。 負けてばかりではいられない、そんなアルビオンの人々を無礼るなよ。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/9257.html
903:弥次郎:2024/05/14(火) 22 43 44 HOST softbank126036058190.bbtec.net 日本大陸×プリプリ「The Melancholic Handler」小話「アルビオン航空機狂騒曲」2 さて、現物や資料などをロシアから手に入れたアルビオンであったが、前途は多難どころではなかった。 そも、アルビオンにおいて航空分野の発達がひどく歪であったのが原因であった。 なまじか航空分野の発展の積み重ねが行われている時代において、ケイバーライト鉱石が発見されてしまったというのが原因だ。 それ故に、空を飛ぶにはケイバーライトを使えばよい、という固定観念が生まれ、長い時間と経験が積み重なった。 その結果として、非依存の航空分野への知識などが史実よりも大きく劣っていたのである。 まして、以前も述べたように動力機関を積んだ航空機モドキが各地で研究されている中で、一足飛びに完成形を見せられたのだ。 前提となる知識が不足しているばかりか、目の前の実物との間にいくつものミッシングリンクが存在し、理解が追い付いていなかった。 航空機の部品一つをとっても「どうしてこういう形で、こういう素材を使ったのか」が全くわからない状態であったのだ。 ロシアからせしめた資料を研究をするだけでも、どう考えても10年は必要になりそうな塩梅であった。 ところが、政治と軍事的な事情はそれを許さなかった。 大日本帝国はロシアだけでなく、ドイツやオスマン帝国、北欧諸国などに対しても同様の航空機を積極的に輸出がされていたのである。 クリミア戦争後、改めてロシアが航空艦を撃沈したことを公表した後に、相次いで各国が公表したのだ。 「我が国はロシアがクリミア戦争で投入した兵器と同等のモノを保有している」と。 当初は日本がロシアに対して供与することで緩衝国としてのバランスを保つためだと考えていたのだが、そうではなかった。 この予測が裏切られたことで、アルビオンは航空艦隊を沈め得る航空機を多数保有した、潜在的な敵国に包囲されている状態に陥ったのである。 確かに上記の国々は多くがアルビオンに逆らえない、あるいはアルビオンの潮流に流されている国だ。 だからと言って、完全な味方でもないのが事実だ。リ・レコンギスタで制圧した地域はアルビオンへの反抗心や報復心の強い地域が多い。 アルビオン王国の大陸側の領土として組み込まれている旧フランスや旧スペイン、あるいはイタリアなども同じ。 団結されて反抗された場合、アルビオンが無視しえないダメージを受けることは確定だった。 そういう都合もあり、研究グループは発破をかけられ、研究を大急ぎで進めることとなった。 また、始まったのが鹵獲品で構成された航空機部隊の運用だった。 より正確には航空機運用の試験や調査を行うための研究チームに招集されていた人員を基にした錬成チームだった。 如何にして航空機を運用すればいいのか---戦闘だけでなく、メンテナンスや維持管理、パイロット育成、技能研究まで行うチーム。 勿論、実態は半分程度しか明かされていない。張り子のトラと受け取られようが、ともかく航空機部隊がいることを喧伝する必要があったのだ。 とはいえ、その航空機部隊は戦う前から損耗を強いられていた。 何しろ、教官がないままにマニュアルを読んだだけの状態で、航空機を実際に操って空を飛ばされているのだ。 フライトシミュレーターもなければ練習機もなく、あるいは航空機を乗りこなす訓練もまともにない、そんな状態なのだ。 起こるのは操縦ミスや判断ミスによる墜落や激突、着陸や離陸の失敗、その他事故のオンパレード。 如何にアルビオンと言えども、予算では調達できない貴重な軍人を次々失うのは堪えたのだ。 研究するチームでも同様だ。 蒸気機関を用いた航空機ならばともかくとして、内燃機関については知識がさっぱりだったのだ。 コピー品を作るにしても、部品の設計や寸法や材料などについて解明しなくてはならず、鹵獲品の多くが分解や分析に回された。 エンジンの仕組みなどを調べるためにも、不可逆的であってもバラバラにする必要性に迫られた。 そうまでしても「わからないということが分かった」というレベルであったのは語るまでもないだろう。 メンテナンスや整備の方法までは説明書を読めばわかるとしても、何故そうする必要があるのかまでは事細かに記載されているわけではないのだし。 理屈を記した参考書もあったが、それの解読も時間がかかるのでなおのこと分からないことだらけだった。 904:弥次郎:2024/05/14(火) 22 45 26 HOST softbank126036058190.bbtec.net 航空機そのものについては、まだ分析が可能で、そこからのコピーと再現はできていたのが救いであった。 Sg-20は元になった航空機がそうであるように、根本的には木材などを中心として構成されているのだ。 だが、貴重な鹵獲品のエンジンは次々と失われていき、実働に耐えられない状況となっていったわけだ。 元々が、ロシアから賠償で得た分しかないという時点でエンジンの絶対数自体が少なかったの言うまでもない。 それが鉋にかけられてすり減っていけば、そういう結果になるのは必然であった。 開発元は大日本帝国だというのはわかっていたことだ。 だが、まさか大日本帝国に対して売ってくれ、などできるわけがない。 将来的な仮想敵国の中でも最大の国家であり、アルビオン同様に航空艦隊を擁するあの国に外注など頼めないのだ。 国防を担う兵器の供給を他国に委ねるのが如何に危ういかは理解していた。それくらいの危機感と分別はあったのだ。 現状でどういう構造や仕組みなのか藁かない状態なのだ、これ以上に何が仕込まれているかもしれないのは危険が過ぎる。 非合法を含む諜報活動、あるいは他国から奪い取るという手も検討に上がっていたが、それも断念された。 この時代、アルビオンの諜報というのはてんでバラバラにやっており、統合されていなかったのだ。 おまけにロシアがこの航空機を戦争以前から購入し、ひそかに導入して準備を整えていたことを見切れず、多くの関係者がその引責を強いられた。 その為にまともな諜報活動などできようもなく、態勢を整えるだけでも精一杯であった。 日本から輸出されているそれを通商路で待ち構えれば奪い取れるのは確実だが、そうなれば今度は確実に報復を喰らう。 具体的にはインドとアルビオン本土の通商路が攻撃を受けるだろう。 インドから搾取している富などがアルビオンのすべてではないが、大多数を占めていることも確か。 そことの連結を断たれれば、覇権国家としての屋台骨を失うということにつながりかねない。 とはいえ、ないものねだりをしたところで意味がないのは依然として変わらない事実だった。 ロシアから賠償以上に得られたものはなく、自分たちはその研究の間に次々と数を減らしていく。 その間に仮想敵国や潜在的敵国は航空機の数を着々と揃えつつあるというのだから。 そして、迷いに迷った末に、アルビオンはプライドと自国の利益をを切り売りすることとなった。 即ち、日本から航空機を購入した各国からSg-20を部品などとまとめて購入するという、屈辱を選んだのだ。 当然だが、アルビオン側は値段を吹っかけられた。多くの国はアルビオンに対抗するためにこれを購入したのだ。 それをみすみす手放したいとは思うのは、よほどのことがない限りありえない事であった。 そういう国だと見越したうえで購入を許してもらった国もいたくらいであり、早々に手放せばその国が日本からの信頼を失う。 だからこそ、大きく吹っかけた。自国にとって優位な条件を飲ませる代わりとして、元値の何十倍もの値で売りつけたのだ。 安全を金で買えたならば安いものかもしれない。とはいえ、仮にも覇権国家が自分よりも小さな国にされることではなかった。 そんな状態で必死に研究と運用をしている中で、アルビオンはさらなる選択を重ねた。 苦境を脱出するための博打行為。博打に負けたからこそ、元凶を打破するために危険に踏み込むという矛盾。 それが必要でも回避すべきものと分かってもなお、選ばないとならない選択肢。 即ち、大日本帝国との間の、地域を限定した戦争であった。 905:弥次郎:2024/05/14(火) 22 45 56 HOST softbank126036058190.bbtec.net 以上、wiki転載はご自由に。 アルビオン、屈辱。 これが戦勝国かよ、となりますねぇ! 因みにですが、日本からすれば、将来的に失敗することが確定した航空機だから、正直いくら売ってもいいんですよね。 自分たちはとっくに先を行く航空機を揃えていますから。 因みに国外に輸出された航空機はSg-20(ソッピース キャメル)のほか、フルガン同様蒸気機関を使った航空機などですね。 後は航空機研究に必要な技術とか論文とかを色々とテクニカルハラスメント込みで輸出しています。 これで盛大にリソースを割いて無駄な後追いをしてもらっているわけですね!
https://w.atwiki.jp/epicofbattleroyale/pages/638.html
アーチャー・キルマシーン ・増え続けるもの。 ・金髪ベリショでグラサンにミリタリールックのいかつい女。ニューロマンティック。 ・特技はマシンガントーク。 クラス ―――― アーチャー プロフィール ――――――― 私は使う人の意志に従うだけ。 でも、敬意を払って欲しい。 戦いは数だよ姐御 アーチャー・キルマシーン UC ☆☆ 最大ATK 11947 最大HP 11947 シールダー・レッドマン ・赤い。 ・豪放磊落な壮年の騎士。全身に甲冑を纏い、馬に跨る。肌や体毛は赤い。 ・赤かったり緑色だったり藍色だったり黒くなったりもする。 クラス ―――― シールダー プロフィール ――――――― ぐわーーーっはっはっは!!! 吾輩、感動を禁じ得ぬ!! 男爵様は無敵です! シールダー・レッドマン SR ☆☆☆☆ 最大ATK 12848 最大HP 12860 バーサーカー・ケイオスタイド ・奈落の底に住む。 ・巨大な頭足類。百本の触腕と百の眼球を持ち、津波と洪水を巻き起こす。 ・ビーストみたいなもの。英霊どころか神霊ですら殺すのは極めて困難。 クラス ―――― バーサーカー プロフィール ――――――― ■■■■■■■■■■■■ 波の底には奈落がさぶらうぞ バーサーカー・ケイオスタイド SSR ☆☆☆☆☆ 最大ATK 18683 最大HP 99999 ランサー・マジェスティ ・槍と門が有名。 ・金色の甲冑と緋色のマントに身を包んだ長身の男。金髪で黄金の瞳。髭はないが壮年。歴戦を経た思慮深げな顔。頭の後ろに光輪。 ・乱世を平定した覇者にして現実主義者。使えるものは活用し、背くものは容赦なく切り捨てる。 クラス ―――― ランサー プロフィール ――――――― 平和を作り出す者は幸せだ。 天国は余のものであろう。 寄せ集めて、新たに作る ランサー・マジェスティ SSR ☆☆☆☆☆ 最大ATK 15272 最大HP 15337
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/9245.html
478 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/06(月) 01 19 45 ID softbank126036058190.bbtec.net [49/119] 日本大陸×プリプリ「The Melancholic Handler」小話「アルビオン航空機狂騒曲」 「ロイヤル・サブリン」撃沈さる。 このニュースは、比喩でも何でもなくアルビオン王国を揺るがした。 その就役以来、文字通り戦場において不沈を誇っていたアルビオン王立空軍航空艦隊の一隻が撃沈されたのだ。 艦名がロイヤル・サブリン(王権)だった航空艦が戦闘において撃沈されたのもショックを上乗せしていた。 この出来事はロシア帝国側の戦略に基づいて広く世界に発信された。 ロシア帝国軍はアルビオンの航空艦を撃沈する能力を有しており、それはケイバーライトに依存せず、という事実と共に。 勿論のこと、撃沈できたのはある種の限定状況であったことに由来していた。 フリゲートに該当するロイヤル・サブリンは、見敵必殺的な遊撃任務でロシア軍の陣地を荒らしまわっており単艦行動だったこと。 任務の都合もあって、ロイヤル・サブリンが所謂対空兵器を有しておらず、回避行動をとるしかなかったこと。 そもそもロイヤル・サブリンをはじめとした航空艦隊の艦艇の設計が上空からの攻撃を想定していなかったこと。 航空機というものをそれまでロシア軍が秘匿し、満を持してキルゾーンに飛び込んできた航空艦に対してぶつけたこと。 それなりに訓練を積んでいた航空機編隊が、訓練通り航空艦のウィークポイントに攻撃を浴びせ続ける技量を発揮したこと。 航空艦艇の最大の弱点であるケイバーライト機関の作動に必須の熱を生み出す機関部から伸びる煙突に航空爆弾が複数入ったこと---きわめて多数に及ぶ。 とはいえ、幸運ありきではなく、ロシア側が努力と準備を重ねたうえで結果を出せたことも忘れてはならない。 諜報網に引っかからないように秘匿をしていたのはロシアの努力であるし、航空機の運用やパイロット育成をしたのもロシア軍だ。 そして実戦において訓練通りに煙突という弱点に爆弾を投下してみせたのもロシア軍のパイロットの実力と努力の結果だ。 何しろ史実と比較すれば正しくオーパーツもいいところなのだ。 ライト兄弟の初飛行が1903年であり、その時は12馬力のエンジンで12秒間、約37メートルしか飛べなかったのだ。 それから比較すれば、史実におけるWW1において投入された名機ソッピース キャメルというのは先取りしているどころではない。 そんな航空機を旧式ゆえに放出しても良いという日本が異常なほどに発達しているというべきなのだが、ここでは割愛する。 ともかく色々と並べ立てたのだが、ロシア軍がアルビオン王国の覇権を支える航空艦を撃沈したのは変わらない事実だ。 アルビオン王国が事実を確認し、それを認めるまでの間に、ロシア帝国はこの勝利を喧伝してしまったのだし。 最初こそ日本から来たそれをゲテモノ扱いしていたのだが、こうにまで実績を出せば、最早救国の英雄である。 撃沈に貢献した飛行隊の面々は昇進が決まり、ロシア帝国皇帝に謁見を許され、勲章を与えられるなどしたほどに。 479 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/06(月) 01 20 43 ID softbank126036058190.bbtec.net [50/119] しかし、戦争とは単純な勝負ではない。 確かにロシア帝国軍はロイヤル・サブリンの撃沈を筆頭に、他の航空艦に対しても損害を与えたり、航行不能に追い込むなど成果を上げた。 それらは特筆すべき戦果であり、アルビオン王立空軍が対空兵器を泥縄で積むようになってからも成果を出していたのだから、その力は高かった。 航空艦だけでなく、抵抗手段が少ない陸軍に対しての攻撃にも運用されたそれらは、多くの出血を強いることにも成功していた。 それでも、最終的に物を言ったのは物量と質であり、ロシア帝国軍は敗北を喫することになった。 航空艦に対して大金星を挙げたとしてもそれは局地的勝利でしかなく、戦争の帰結までも覆すほどではなかったのだ。 さて、戦後になって、勝者であるアルビオンは、そうであるがゆえに大急ぎで航空機というものを入手する必要に迫られた。 自国の覇権の屋台骨を揺るがす鏑矢となりかねないからこそ、真っ先に研究し、対策を編み出すか、あるいは取り込まなくてはならないと判断していたのだ。 戦時賠償という形で現物のほか、ロシア側に存在していた研究資料などを接収し、研究に取り掛かったのである。 アルビオンという覇権国家の権威と威信にかけ、抱えている頭脳を総動員し、急ぎで始めたのだ。 その中で判明したことはいくつもあった。 ロシアで研究が始まったのは割と最近であり、殆どが飛行船と同様に外国---大日本帝国由来なこと。 ケイバーライトを用いることなく飛行することが可能であるのは事実であること。 ケイバーライトとは違う原理と力を用いて空を飛んでいること。 蒸気機関とは異なる動力を用いることで稼働すること。 空を飛ぶにはケイバーライトを使えばよい、というドグマに囚われていたアルビオンにとって、目から鱗というべき発見の塊であった。 同時に判明したのは、これらを接収してもなお、アルビオンが独自に航空機を運用するのは先になる、ということだった。 曲りなりにも大国であるロシアが研究していても、まだ理解しきってはおらず、必要なものはすべて輸入し、そのまま使わざるを得なかった。 その資料と現物を得たとしても、アルビオンが実物と同じものを作り上げるには、研究資料と現物の間のミッシングリンクを見つける必要があったわけだ。 その存在するはずの技術的なつながりを手探りで見つけ出し、実用化する---参考資料はあれど、苦労することになりそうだった。 さらに、これが大日本帝国から輸出されてきたということに大きな意味があった。 即ち、この航空機を遠慮なく輸出し、技術的指導ができるほどに日本は研究分野で先行しているということなのだ。 同時にこうも言っているのだ---その気になれば、航空艦を沈められる非ケイバーライト依存の兵器をばらまけるのだとも。 そうであると分かったからこそ、ロシアから得たそれを研究し、追い越さねば---そのようにアルビオンの意志は統一された。 そうして、得たモノを元手にし、急速な勢いで先行しているであろう大日本帝国へと追従を始めたのだ。 ロシア帝国から奪い取って手に入れたそれが、大日本帝国によって入念に仕込まれた特大の毒饅頭だと知らぬままに。 480 自分:弥次郎[sage] 投稿日:2024/05/06(月) 01 21 30 ID softbank126036058190.bbtec.net [51/119] 以上、wiki転載はご自由に。 こちらの方が先にかけたので。 文字通り狂騒曲になりそう(こなみ